記者は4月18日、浙江省金華市蘭渓市の永昌街道職員６人と共に、社塘村の裏山にある小さな洞窟に腰をかがめて入った。そこには人工的に掘られた巨大な地下石窟があった。

入り口から差し込む光を頼りに、石窟の中が徐々に見えた。石窟は面積約3000平方メートルで、うち約500平方メートルが水に浸かっている。深さはわからない。魚の尾の形をした15本の柱が巨大な岩を支えている。その上には掘られた跡がびっしりとあり、少し斜めになった25センチほどの縦線と5センチ幅の横線3本が規則正しくついている。

有名な龍游石窟の中でこれまでに発掘された最大の石窟は2000平方メートルだが、ここは3000平方メートル以上あり、このような巨大な石窟群は非常に珍しい。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2017年4月20日