アップルのiPhone 8に関する噂がやまない。Touch IDの位置、顔認証機能やAR機能が搭載されるかなど、さまざまな噂がある。3日付英デイリー・メール紙によると、最新の噂は新型機の設計や技術に関するものではなく、アップルが5年間の伝統を破り、来月の 世界開発者会議でiPhone 8を公開するという内容だ。
JPモルガンのアナリストは、アップルが来月iPhone 8を公開する可能性が「高い」と判断した。しかしJPモルガンはその信頼できる根拠を示さなかった。同氏は先ほどアップルの投資家に対して、消費者が秋のiPhone 8発売に期待することから、夏季の販売台数が減少するのは正常だと注意を促していた。この日程表はアップルの伝統に合わないようだが、同社は当初この開発者会議でスマートフォンを発表していた。この伝統は2010年のiPhone 4まで続いた。
iPhone 8の発表・発売日に関する予想は、この数カ月で二転三転している。10月もしくは11月、あるいは2018年という予想もある。ドイツ銀行のアナリストが火曜日に発表した報告書は、アップルが2017年に10周年版iPhoneを出さないと指摘していた。この報告書によると、アップルは「部品の供給不足と技術の問題」により発売日を延期する可能性がある。これは主に、有機ELとFaceTimeカメラに搭載する3Dセンサーの技術的問題のことだ。
さらにアップルが9月、更新内容の少ないiPhone 7Sのみを発表し、iPhone 8の発表は延期される可能性が高い。iPhone 8が新技術を搭載することを考えると、アップルユーザーは今から貯金を始めてもいいだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月5日