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japanese.china.org.cn | 11. 05. 2017

NYから北京まで2時間? 「スーパー高速鉄道」構想

タグ: u,NYから北京まで,スーパー高速鉄道

「Futurism」の報道によると、未来型交通システムの開発が急速に進められ、自動運転電気自動車、空飛ぶ車、スーパー高速鉄道などが開発中である。そのほかに、米フロリダ州に本社を置くEt3.comは、新しい公共交通システムを開発している。スーパー高速鉄道のようなもので、ニューヨークから北京までわずか2時間で移動できるという。現在、ニューヨークから北京までは飛行機で約13時間かかる。

Et3.comのダリル・オスターCEOは、この「パイプライン輸送」システムとスーパー高速鉄道との違いについて、「私たちはこれをリニアカーと呼んでいる。この乗り物は自動車が高速道路を走るように、パイプの中を中快速で運行する。しかし、これは国際、世界範囲で運行するものになる」と説明した。

またオスター氏によると、このシステムはシンシナティからタージマハルまでわずか3時間で移動でき、運賃は50ドルになる。「本質的に言うと、このようなパイプラインネットワークは高速道路とみなされ、リニアカーの場合は途中に駅がある」とオスター氏。

ET3はまだ構想段階だが、スーパー高速鉄道は「新しい高速道路」として急速に発展している。米国人起業家のイーロン・マスク氏が2012年にこの構想を打ち出してから、すでに2社の有名企業がシステムの開発に乗り出している。そのうちの1社、ハイパーループ・ワンはベイネバダ州にテストレールを敷設し、米国の未来型交通システムのプランを立てた。ハイパーループ・ワンはドバイにもスーパー高速鉄道を建設し、その車両も製造したいと考えている。さらに、ハイパーループ・テクノロジーズ社も、パイプライン輸送ネットワークを使って欧州をつなげる計画を打ち出している。

これらの努力は私たちをトランジットXのマイク・スタンレーCEOが言う「不可能な夢」に近づけ、5年内に都市の境界をなくす乗り物が登場するだろう。もしかしたら将来、都市を走る自動車は空飛ぶ車、自動運転車、パイプライン自動車などに代わるかもしれない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月11日

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