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japanese.china.org.cn | 26. 05. 2017

飼育パンダの双子が成都市で誕生 2017年世界1組目

タグ: 飼育パンダ,双子

 

成都パンダ繁殖育成研究基地によると、メスのパンダ「芝芝(ジージー)」は4月24日22時07分と23時03分にオスの双子を出産した。2017年1組目の飼育されているパンダの双子となるこの2頭は、すでに危険期を脱している。

これは「芝芝」にとって初産だった。「芝芝」は出産後に赤ちゃんを見て怖がっているようで、抱っこしないばかりか、小屋の隅にいることが多かった。飼育員は何度も赤ちゃんを「芝芝」に返してみたが、「芝芝」はたまに見たり引っ掻いたりするだけで、面倒を見ずに体を丸めて寝ていた。母乳育児は非常に困難な状況だが、飼育されたパンダの赤ちゃんは十分な初乳を飲むことで生存できる。

赤ちゃんパンダの生存と健康を維持するため、成都パンダ繁殖育成研究基地は最初の2日間、基地内に保管されている初乳を与えたが、その後は飲む量が増えたため足りなくなった。基地のチームは何度も話し合い、初乳の代わりに血清を使用することにした。同時に、飼育員は「芝芝」の搾乳訓練も諦めず、赤ちゃんを「芝芝」のところに何度も戻し、別のお母さんパンダの授乳育児の映像を見せて母性を芽生えさせるなどの訓練も行った。

基地の飼育専門家チームの20日あまりの世話のおかげで、「芝芝」の健康状態は良好で、母乳の量も増加した。双子パンダの体重は出生児の104.9グラムと110.7グラムから852グラムと844グラムになり、生理指標と健康状態も良好である。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月26日

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