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発信時間：2017-09-08 13:37:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　ウィリアムズF1チームを技術でサポートするウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング社はこのほど、EVプラットフォームコンセプト「FW-EVX」を発表した。より軽量で安全でエネルギー効率の高いEVの開発を目指す。同社はF1で蓄積した先端技術を、次世代EVの設計に応用する。

 

　同社はまず、カーボンファイバーによる繊維強化サスペンションコンポーネントを製造する、全自動化プロセスを開発した。従来のアルミ製ウィッシュボーンに比べて重量を40％以上削減。同社はまた先進的な2D材料による高強度構造を展示し、バッテリーモジュールをしっかり固定した。同構造はまたバッテリーの強度を高めることができる。現段階ではコンセプトの展示のみだが、同社はこの能力を利用しプロトタイプの展示と量産化を実現しようとしている。

 

　同社の技術監督のPaul McNamara氏は「F1であれ顧客プロジェクトであれ、車両効率は当社にとって常に重要な要素だ。これらの技術と、緊密に統合された軽量シャシーとパワートレーンパッケージの製作方法に関する当社の考えは、次世代電気自動車の競争力を大幅に高める可能性を秘めている。EVを消費者にとってより魅力的なものにすることで、EVの採用と大気汚染への対応が可能になる」と述べた。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」　2017年9月8日

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