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japanese.china.org.cn |14. 09. 2017

故宮博物院、9月に7大精品展を開催

タグ: 書画特別展 故宮博物院



 

 9月の故宮博物院は賑やかである。故宮の単霽翔院長によると、故宮は9月に趙孟頫書画特別展、歴代青緑山水画特別展、故宮蔵瑞鹿文物特別展、明代御窯瓷器対比展、養心殿テーマデジタル体験展、エリーザベトとハンガリー大型展の7大精品展を開催し、戯曲館として常設された暢音閣と閲是楼を開放する。

 

 趙孟頫氏は宋・元両朝の著名画家、書家で、その最大規模の書画特別展が故宮博物院で開かれる。趙孟頫氏の作品が全面的に公開される展示会となる。期間は9月6日から12月5日、場所は武英殿書画館。


また、故宮博物院と承徳市文物局は9月下旬から2018年2月末にかけて、慈寧宮花園に承徳市の避暑地から梅花鹿(バイカロク)をオス2匹、メス5匹、子鹿2匹の計9匹導入する。永寿宮は「天禄永昌––故宮博物院蔵瑞鹿文物特別展」を開き、鹿角製椅子、青玉銜霊芝臥鹿、鹿頭尊など、貴重な文化財約70点を展示。

 

 「エリーザベトとハンガリー-–17~19世紀のハンガリーの貴族生活」は9月28日に故宮博物院の神武門展示ホールで開幕し、ハンガリー国立博物館が収蔵する149点の貴重な文化財が展示される。不思議な色合いのハンガリーの文化財が故宮で展示されるのは初めてなる。

 

 また、故宮は体験エリアを設置し、「発見、養心殿––テーマデジタル体験展」を実施。仮想現実(VR)、人工知能(AI)、人とロボットのコミュニケーションなどの科学技術を通し、「大臣召見」や、「上奏文訂正」、「清代の服の試着」などを体験できる。

 

 皇帝も仕事だけでなく、娯楽に興じていた。乾隆帝の時期に建てられ現在も残っている3階建ての舞台「暢音閣戯曲館」がリニューアルされ、9月19日に公開される。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月14日

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