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japanese.china.org.cn |15. 09. 2017

外国メディア:iPhone XはAndroidに対抗できない

タグ: iPhone X 携帯電話




 アップルのニューモデルiPhone Xが発表された。同モデルはここ数年で改良が最も多いiPhoneで、iPhone誕生10年来最大の変革とも言える。しかし、目覚ましい進歩を遂げるAndroidのフラッグシップモデルと比べると、大きな優位性はなく、Androidに対抗できていない。今回のiPhoneニューモデルはホームボタンや指紋識別のTouch IDなどの機能をなくした代わりに、OLEDフルスクリーンや顔認識のFace IDなどの機能を追加。Face IDで顔を認識して携帯電話のロックを解除し、Apple Payで決済することができる。また、iPhone XはA11プロセッサ(CPU/GPU/ISP/動画コードを自主設定)、ニューラルエンジンを搭載し、ワイヤレス充電が可能で、デュアルカメラが垂直に配置されている。


 外国メディアは、iPhone Xは性能が史上最強のiPhoneだと評価しているが、Androidのフラッグシップモデルと比べると、優れている部分を挙げるのは難しい。


 消費者が携帯電話を選ぶ際、スペックは重要な基準となる。外国メディアはiPhone XのスペックをサムスンGalaxy Note 8、Galaxy S8、LG V30、Google Pixel、HTC U11と比較した。ディスプレイのサイズ、解像度、CPU、カメラ、メモリ、保存容量、拡張の可否、バッテリー容量、防水、コネクタ、指紋・顔認識などの機能を見ると、iPhone Xは安いとは言えない。また、あるアナリストは、iPhone Xの999ドルという価格について、「外観を特に重視する金持ちだけが受け入れられる」と指摘した。価格を見ると、iPhone Xは史上最高額のiPhoneで、同時期に発表されたiPhone 8より約300ドル高い。しかし同アナリストは、ネットワークエフェクト、閉ざされているコンテンツ、iOSの使いやすさなどでアップルはユーザーから高い信頼を得ていることも認めた。


 サムスンは14日晩、今年最後のニューモデルを発表した。華為(ファーウェイ)に続く今年注目のフラッグシップモデルとなる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月15日

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