世界最大の「時輪金剛沙壇城」が敦煌市にお目見え

9月20日、世界最大の「時輪金剛沙壇城」が敦煌市にお目見えした。

　直径6.5メートルのこの「金剛沙壇城」は16人の僧侶が半年かけて完成させたもの。ワールド・レコード・アソシエーションは9月9日、中国の甘粛省敦煌市の大美敦煌壇城芸術展に展示された、中華文化促進会仏教文化芸術委員会主催、大釈界（深セン）文化投資資産管理有限公司製作の直径6.5メートルの「時輪金剛壇城」を「世界最大の時輪金剛沙壇城」に認定すると発表した。

　壇城はヒンドゥー教密宗で始まり、チベットの仏教密宗修行の際に備えたものの1つ。砂絵の完成後、僧侶全員がお経を読み、砂絵を躊躇せずに破棄する。壇城の製作に使用したカラーサンドは残さず、付近の川や池に流す。

 「中国網日本語版（チャイナネット）」　2017年9月22日