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japanese.china.org.cn |06. 12. 2017

AIによる人類コントロールを阻止? 「記憶消去」装置が開発

タグ: 人口知能


 イギリスの『デイリー・メール』の12月5日の報道によると、研究者が人口知能(AI)による人類介入を阻止し、AIが人類を逆コントロールするのを防ぐため、「記憶消去」のような新システムを開発した。AIロボットは自分の行動から学習し、能力を高めることができるが、専門家は、このような特性はAIの学習を止められなくする可能性があるとみている。AI研究者がこのほど、新システムを開発した。これは映画『メン・イン・ブラック』の記憶を消去する「ニューラライザー」のようなもので、AIの記憶の一部を消すことで、学習方法を乱さずに中断することができる。


 スイス連邦工科大学ローザンヌ校分散型プログラミング実験室のRachid Guerraoui教授は、「AIは人類介入を避ける方法を探り、人類が阻止できない状況を作り出す」と話す。研究者によると、新システムを開発し、AIが人類の指示を避けるのを阻止する必要がある。


 Guerraoui教授は、「私たちが直面する試練はロボットの学習阻止ではなく、そのプログラミングである。中断してもロボットの学習プログラムを変えず、向上行為も誘発させないため、AIの学習阻止を避けることができる」と話した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月6日


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