中国工業情報化部は14日、「次世代AI産業発展促進三カ年行動計画(2018−20年)」を印刷・配布した。産業化と集中応用を重点とし、AIと製造業の深い融合を推進する。同部は2020年までにAI重点製品の規模化発展を実現し、全体的な中核基礎能力を大幅に強化し、重点分野で国際的な競争力をつけるとした。
スマート製品で重要になるのは、応用だ。同部は、スマートネット接続車、スマートサービスロボット、スマートドローンなどのスマート化製品を重点的に育成し発展させ、経済・社会における集中応用を促すとした。
スマート翻訳システムを例とすると、各種スマート双方向翻訳で2020年までに進展を実現し、中国から英語、英語から中国語の精度を85%以上とする。
また同部はAI産業集約区、重点実験室の建設を模索し、業界の合理的なデータ開放を奨励し、AI産業の画期的な発展を促進する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月15日