成都文物考古部門はこのほど、成都市天府新区正興鎮で200座以上の漢代から魏晋時期までの崖墓を発掘した。これほど大規模な崖墓群は珍しく、考古チームは1年以上かけて発掘作業を実施。一部の崖墓は大きく、墓室が7つ、通路だけで20メートル以上に達し、墓室内外に部屋があり、伏羲女媧の形をした石刻などもある。盗掘されたこともあるが、1000点以上の金、銀、銅の器、陶器などの珍しいものが出土した。これらの崖墓の発見は、漢代から魏晋時期までの社会経済などの研究に役立つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月19日