アルミ合金にステンレスと同じ硬度を持たせることができれば、間違いなくサプライズになるだろう。「The Verge」が伝えた。
米国の科学者は新材質のアルミ合金を発表した。一般的なアルミ合金ほど脆くなく、改良によりその硬度はステンレスに匹敵するようになる。また腐食しにくいという特長もある。
科学者はアルミ合金をベースとし、材質に新しい構造を取り入れ、同時にレーザーを使用し超薄型アルミ箔と二酸化ケイ素粒子を消滅させた。これにより結晶構造の容易な変化を防ぐことで、材料の強度と延性を高めると同時に、その熱安定性を改善した。
この技術により、科学者は鉄原子をアルミの結晶構造に取り込むことで、これまでで強度が最も高いアルミ合金材料を開発した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月3日