火鍋といえば四川や重慶のものを想像する人が多いだろう。では、氷の部屋で食べる火鍋とはどのような感覚か。
夜に気温がマイナス36度に低下したハルビン市の呼蘭河口にある氷が積まれた室内で火鍋を食べる。室内のテーブルと椅子は全て氷で、野菜も凍った状態で運ばれてくる。
火鍋のスープの素は自分で入れ、辛いものかコンソメ味かを選択できる。氷の部屋で食べる火鍋は呼蘭河口で人気がある。外の気温はマイナス36度で、屋内には暖房器具がなく、あるのは暖かい火鍋だけである。1つのテーブルに7人座れ、氷の部屋で火鍋を食べるために遠くから訪れた人もいる。
厚い綿入りのコートを着て、震える手で火鍋を食べる。火鍋を食べると汗が出るほど体が温まるが、ここは足が震え、手に力が入らないほど寒い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月8日