中国の創意あふれる商品、海外を席巻

中国の創意あふれる商品、海外を席巻。

タグ:故宮博物院 商品

発信時間:2018-02-20 10:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 博物館の文化商品を代表とする「中国の創意」は、故宮から出て一般人の生活に入ったばかりか、全世界に進出している。

 

 中国らしいテープ、国内外でファン急増中

 

 1月27日、独メッセ・フランクフルトの故宮博物院の展示ブース前で、女性3人が中国の漢字や皇帝のイラストなどが入った美しいテープに注目した。

 

 故宮博物院のこのテープはすでに有名になっており、多くのファンを獲得している。昨年にはファッション界に進出し、クリスチャン・ディオールなど世界的に有名なブランドの包装材として使用された。

 

 故宮博物院の「雍正御批」テープ、台北故宮の「朕知道了」テープなど、皇帝自らの筆跡による格式高い商品は、人々のコレクション熱に火をつけた。これらのテープは中国の物語を海外に伝え、多くの人に自分たちの前世と今生を語っている。

 

 敦煌の口紅、「一帯一路」を表現

 

 メッセ・フランクフルトで、敦煌市の「口紅」が登場した。これは敦煌研究院がこのほど発表した商品「敦煌口脂」だ。「口脂」は中国古代の口紅のことだ。古代中国の女性はこれで化粧をしていた。

 

 この特殊な「口紅」には、敦煌の多くの元素が取り込まれている。その色彩は敦煌の壁画のもので、100%植物由来の成分で作られている。表面には吉祥を示す四つ葉のクローバーの金箔があり、口紅も金箔も食べることができる。敦煌の土も使われているため、水の波紋と砂漠の模様が重なる効果が生まれている。これは「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)を意味している。

 

 「敦煌口脂」の他に、敦煌の壁画からインスピレーションを得た創意あふれるノートがある。かつて「世界四大文明」が交わる場所だった甘粛省敦煌市は、一連の敦煌文化商品により世界に「招待状」を出している。歴史ある敦煌と、一帯一路の中国の物語への理解を促進している。

 

 文化財が親しみやすい商品に

 

 イヤホン、日傘、扇、テープなど一連の可愛らしい商品は、若者が注目する流行グッズになっている。

 

 故宮博物院の「宮門」バッグ、故宮人形、故宮猫などの一連の商品、四川博物院の川劇変臉ぬいぐるみ、陝西歴史博物館の唐宝貝公仔、洛陽博物館の「USBメモリお札」、法門寺博物館の匂い袋ーー中国文化を示す、興味深く実用的なこれらの商品は国内で好評を博しており、世界の注目を集めている。

 

 中国国家博物館の文化商品は昨年、英語、ロシア語、スペイン語により、200カ国以上のサイトで販売された。故宮博物院が2016年に開発した文化商品の売上は、10億元を突破した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月20日

 


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