イギリスの『デイリー・メール』の2月22日の報道によると、ある未来主義者が「人類が阻止しなければ、ロボットは人類を殺す可能性がある」との見解を示した。これについて、加来道雄教授は、「人類はロボットの脳にチップ
を埋め込んで思想をコントロールし、殺人ロボットになるのを阻止すべき」と話した。
加来道雄教授は、「今世紀末、ロボットは危険なレベルになるほど賢くなる。そのため、彼らの大脳にチップを埋め込み、危険な考えが生まれたらすぐに停止させる必要がある。現在のロボットは虫程度の知能しかないが、じきにネズミや猫、犬、サルを超えるだろう」と警告。また、ロボットがそれほどの知能レベルに達したら、人が開発した最先端の安全システムを回避し、人の代わりになる可能性もあるとの見解を示した。
加来道雄教授は、100年後に人は高知能ロボットと競争するかどうかを決定しなければいけないと見ている。人は競争するより自分の遺伝子を調整することを選ぶ可能性があるが、人の見た目は変わらないという。加来道雄教授は、「私たちの見た目がロボットのように恐ろしくなることはない。1000年前も1000年後も、私たちの見た目は同じ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月24日