上海の小学校で「開筆礼」　児童の教育開始

 

 

　「漢詩ブーム」や「国学ブーム」などの現象に伴い、優れた伝統文化と近代教育が再び融合している。2月26日、上海市の天山第2小学校は1年生の「開筆礼」を行い、児童らは読み書きをスタートさせた。

　中国は礼節を重んじる国で、「礼」を尊重する。昔の人は人生には開筆礼、進階礼、感恩礼、状元礼の4つの礼儀があるとした。昔、開筆礼を行う日、児童は早起きして学校に行き、教師から人生の最も基本、最も簡単な道理を教えられ、読み書きを学び、孔子像を参拝して入学した。この儀式は「破蒙」と言われる。

   

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年2月27日