無人潜水艇「海竜11000」、2000メートル級潜水試験が成功

無人潜水艇「海竜11000」、2000メートル級潜水試験が成功。

タグ:無人潜水艇 海竜11000

発信時間:2018-04-02 13:11:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国が自主開発する無人潜水艇「海竜11000」が今月1日、2000メートル級潜水試験に合格し、水深2605メートルに達した。

 

 海竜11000は北京時間10時30分、西太平洋で2018年総合海上試験任務を実施中の母船「大洋1号」から海に入り、フロート取付後に潜水を開始した。12時15分には、水深2000メートルに達した。作業員はシステムの状態の全面的な検査と機能試験を行った。海竜11000はその後、引き続き潜水した。水深2605メートルに達すると回収が始まり、午後2時15分に順調に甲板に戻った。

 

 海竜11000作業監督の崔運璐氏によると、海上試験で海竜11000は安定的に運行した。科学観測隊は海の状況に応じ、6000メートル級の潜水試験を実施する。

 

 海竜11000は上海交通大学の葛彤教授が率いるチームが開発した、1万メートル級深海無人潜水艇で、設計上の作業水深は最大1万1000メートルに達する。海竜11000は3月30日に初の海上試験を完了し、410メートルの潜水に成功した。

 

 大洋1号は5600トン級遠洋科学観測船で、3月20日に山東省青島市の国家海洋局北海分局科学観測埠頭から出港し、中国大洋協会による2018年総合海上試験任務を開始した。海竜11000の潜水試験前、大洋1号総合海上試験航行段階で、6000メートル級無人潜水艇「海竜Ⅲ」の400メートル級、2000メートル級潜水試験が行われていた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月2日


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