山西省考古研究所は4月16日、最新の考古発掘報告を発表し、同省長治市長子県で金代の壁画墓が見つかったと明かした。
壁画の保存状態は良好で、上部には完全な「昇天図」も残っているという。これは晋南東地区の金代の葬儀風習を研究する上で新たな資料となる。
上部の北の壁に「昇天図」が描かれ、天井に白の天体模様が散りばめられ、3羽の赤い方をが飛び、お付の者が誘導し、両手を袖の中で合わせた3人の仙官がその後を続く。東と西の壁にはそれぞれ日と月、南には赤の蒼竜が描かれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月17日