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japanese.china.org.cn |19. 05. 2018

「錦屏文書」を修復する若者

タグ: 収蔵館

 



「錦屏文書」の表具を行う錦屏文書特別収蔵館の職員の王代君さん(右)と陸平さん


 「錦屏文書」は中国の明代嘉慶年間から民国時期にかけて、貴州省錦屏県を中心とする清水江中下流域のミャオ族・トン族人民が長期的に行った農林生産を中心とする社会実践活動、及び生存、発展する社会関係と歴史をありのままに記録したもの。中国で保存状態が最も良く、系統的かつ集中的な重要歴史文献、貴重な民間資料である。


 2016年、数人の1990年代生まれの若者が錦屏文書特別収蔵館の古文献整理と修復の作業に加わった。この仕事には忍耐力と細かさが必要だが、館長と職人の指導のもとで、彼らは文書の収集、整理、書誌作成、表具、収蔵、データ保存などの仕事を1人でこなせるようになっている。


 錦屏県が収蔵する「錦屏文書」は約6万点で、4万8000点の書誌作成、3万5000点の表具が完了している。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月19日


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