現地時間13日、南アフリカがミーアキャット(MeerKAT)電波望遠鏡を公開した。64台からなる電波望遠鏡は、世界で感度が最高の望遠鏡の一つだ。64台で巨大なスクエア・キロメートル・アレー(SKA)を作る。世界で最も強力な電波望遠鏡になる。
SKAは史上最大規模の電波望遠鏡で、投資総額は20億ドル以上。直径15メートルの3000台弱のアンテナを集める。初期宇宙にヘリウムよりも重い元素がいかに形成されたのかや、宇宙で第1陣の星の形成過程や変化の流れなど、初期宇宙の問題の研究を目的とする。同望遠鏡は豪州と南アフリカに分布しており、両国でこの特大規模の望遠鏡を共同建設する。うち望遠鏡の主体は南アフリカに建設し、その中には大半のアンテナが含まれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月22日