「芦笙舞」はトン族の伝統舞踊で、昔は作付け前に豊作を願い、収穫後に神への感謝と祖先を祀る儀式で行われた。青年男女が「踏堂」や「踏芦笙」と呼ばれる娯楽目的、結婚相手を探すための踊りに参加した。
行事になると、トン族の未婚の男女は「踏堂」のチャンスを逃さない。彼らの多くが集団舞踊を通して自分のパートナーを探すためである。また、「踏堂」に参加する女性はキラキラとした藍色の衣装を着て頭、耳、首、手首に大量のシルバーアクセサリーをつけ、男性に家庭の経済状況を伝える。