パワードスーツ「SuitX」　か弱い女性も怪力に

   生理構造で言えば、女性はか弱いと思われているが、写真の中の「SuitX」を着た少女はスーパーマンのように重さ50ポンド（約22.6キロ」の物を軽々と持ち上げることができる。

   外骨格スーツは人の力を強くし、重複労働による怪我を防ぐためのものである。これは自動車工場で特に役立ち、クライスラーの従業員は「SuitX」を着けて作業している。

  「SuitX」は3つの部分からなり、BackX、LegX、ShoulderXがそれぞれ背中、脚、肩を保護する。重いもの持つのをサポートするBackXは4000ドル、両手で重いものを持ち上げる際に肩への負担を減らすShoulderXは4000ドル、数時間しゃがんでも膝と脚に負担がかからない椅子のようなLegXは5000ドル。スプリングとクラッチで動き、LegXは電池も動力を提供する。

   共同創始者のミカエル・マッキンリー氏は、「脚の装置は両足への負担を30～50％軽減し、背中は筋肉消耗を60％減らし、肩は筋肉消耗を60％減らす。これらを使用することで怪我を減らし、体力も長く続く」と話した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年8月16日