国産の大型機の中でも水陸両用の特性を持つ「鯤龍」AG600大型水陸両用機(写真)が26日、湖北荊門空港に移った。これは同機が水上試験段階に入り、注目が集まる水上試験までのカウントダウンが始まったことを意味する。
「鯤龍」AG600は中国の森林火災の消火や水上救援などを担当し、中国民間航空耐空規定CCAR25部に基づいて自主開発された大型特殊用途民間航空機で、国家緊急救援体系の構築において重要な航空設備である。同機は2017年12月24日に陸上での初飛行を成功させ、システム検証飛行と移動前調整飛行を実施し、飛行性能、各システムの主要機能を検証。続いて、「鯤龍」AG600は荊門漳河空港で水上試験と試験飛行の関連作業を行う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月29日