中国、「一帯一路」文化交流連盟メカニズムの構築に尽力

中国、「一帯一路」文化交流連盟メカニズムの構築に尽力。

タグ:一帯一路 文化

発信時間:2018-09-01 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国、イギリス、デンマークなどの国の芸術家によるオリジナル大型オペラ『マルコ・ポーロ』の公演が北京天橋芸術センターで行われた。同作は各民族の共同発展という強い思いを描き、シルクロードの保護と人類運命共同体の構築の重要性と意義を伝えている。シルクロード国際劇場連盟の設立後、初のオリジナル大作であり、観客と専門家から高く評価された。

 

 2016年12月、『文化部“一帯一路”文化発展行動計画(2016-2020年)』が公布された。同計画は中国と「一帯一路」沿線国・地域の文化交流と協力メカニズム構築の強化、シルクロード国際劇場連盟、シルクロード国際博物館連盟、シルクロード国際芸術祭連盟、シルクロード国際美術館連盟、シルクロード国際図書館連盟の5つの専門的連盟の設立推進を提起。

 

 シルクロード国際劇場連盟は中国対外文化集団公司が発起した大型の国際的演芸産業プラットフォーム。2018年5月時点で、シルクロード国際劇場連盟のメンバーは34カ国と2つの国際組織、計89機関(国外62機関、国内27機関の劇場、文化機構、有名公演団体)に及んだ。文化・観光部の雒樹剛部長は、「連盟の設立は“一帯一路”提唱枠組み下における人文交流分野のイノベーション成果であり、多国間の文化産業協力メカニズムを深化させ、中国内外の文化交流史における互恵・ウィンウィンの手本ともなる」と述べた。

 

 2017年10月、中国上海国際芸術祭センターが先頭に立ち、シルクロード国際芸術祭連盟が設立された。同連盟には上海国際芸術祭、ハンガリーのブダペスト・スプリング・ミュージックフェスティバル、イスラエル・アートフェスティバル、チェコのプラハアートフェスティバル、ルーマニアのシビウ国際演劇フェスティバル、リトアニアのヴィリニュスフェスティバル、中東欧演劇祭監督団、中東欧アートフェスティバル監督団、インドのニューデリー・スプリング・アートフェスティバルなど沿線35カ国の129のアートフェスティバルと機関が参加している。

 

 シルクロード国際美術館連盟は、2018年6月に中国美術館が先頭に立ち北京に設立した。韓国、ギリシャ、カザフスタン、リトアニア、ブルガリア、ベトナム、ロシアなど「一帯一路」沿線19の国と地域の21の美術館と重点美術機構が参加。

 

 そのほかに、シルクロード国際博物館連盟とシルクロード国際図書館連盟も設立された。これら5つの専門的連盟が「一帯一路」文化の発展成果を早急に上げ、共有し、「一帯一路」沿線の民衆の相互理解、相互尊重、相互信頼を実現し、共同責任、利益共有の人類運命共同体に貢献することが期待されている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月1日


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