江蘇省南京市の雲錦博物館で撮影した雲錦工芸品
南京雲錦は悠久の歴史を有し、生産工程が複雑で、模様のデザイン、原料の調達、錦織りなどの工程を踏んで作られる。非常に貴重な織物である雲錦の生産は2人の職人の協力して行わなければいけない。2人が息を合わせて作業し、1日でようやく5センチほど織ることができる。現在、南京雲錦の多くの品種は機械で生産され、技術が最も複雑な「粧花」の作業だけ伝統の手織りで行われる。南京雲錦の粧花手織り技術は2006年に第1陣国家級無形文化遺産に登録された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月28日