林氏銅針金琺瑯工芸、伝統のイノベーション

　林輝氏は中国伝統工芸職人で、福建省第5陣無形文化遺産継承人、林氏銅針金琺瑯の5代目継承人。幼い頃から父と兄から莆田江口の林氏銅針金琺瑯工芸を学び、40年にわたり追求し続け、彼の作品は国家級の賞を何度も獲得し、林氏銅針金琺瑯の伝統工芸の美しさを世間に伝えてきた。

　「1つの放浪を作るのに100日要する」というように、林輝氏は制作に全力を注いでいる。設計、彫刻、成形、着色など数十工程全てを厳しい基準にもとづいて行い完成させる。林輝氏は現在、景泰藍工芸を用いた家具、腕時計、ベルトなどの美しく実用的な日用品を作り、莆田林氏景泰藍の知名度向上に取り組んでいる。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年10月22日