米国のPostmatesは13日、2019年に一部都市に半自動化配達サービスロボットを導入すると発表した。導入後、「ミニオン」のような配達ロボットが街中を行き来するようになる。
Postmatesが自主開発したデリバリーロボット「Serve」は高さ約1メートルで、子供用ショッピングカートのような形をしている。明るい黄色の塗装で、大きな目がついており、「ミニオン」に似ている。上部のタッチパネルに作業状態が表示され、ボディの両側に発光ダイオードがあり、曲がるときに点滅して知らせる。
一度の充電で約50ポンド(約23キロ)の荷物を載せて30マイル(約48キロ)走行できる。「Serve」はレーザーレーダーを用いたナビゲーションシステムに基づいて移動し、従業員がカメラを通じて作業状態を監視し、指定ポイントに到着すると利用者が携帯電話で身分を照合して荷物を取り出す。または、ある集結ポイントで配達員に渡して配達する。
Postmatesのロボット部門副総裁のアリ・カシャニ氏は、「Serve」は人間の配達員の代わりになるのではなく、距離を縮める手助けをすると話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月22日