杭州市在住の今年73歳の倪さんは、杭州駅に勤務していた。1997年に古い杭州駅が撤去される時に名残惜しく感じた倪さんは、何か残せないかと考え、2万本以上のマッチ棒で2年半かけて駅の建築物の模型を制作した。
倪さんはこれまでに「西湖十景」、「保俶塔」、「雷峰塔」、「六和塔」、「白塔」、「北京天壇」を作ったことがある。中でも、14万本のマッチ棒を使用した「黄鶴楼」の出来に満足しているという。この作品は1年半を要し、ミニチュア版の「黄鶴楼」を制作するために何度も武漢を訪れ、大量の写真を撮り、現地にいる友人にも写真を撮ってもらった。彼の作品は非常に細かくて精巧で、ネットユーザーから「職人クラスの芸術品」と絶賛されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月30日