「美しいアジア――アジア文明展」、北京で開幕

　「美しいアジア――アジア文明展」の開幕式が13日午前、中国国家博物館で開催された。中共中央政治局委員、中央宣伝部長の黄坤明氏が開幕式に出席した。黄氏は「49カ国の400点以上の貴重な文化財が集中的に展示されることは、アジア諸国の友好を深め、民心相通を促進し、アジア文明の成果をより良く発揚し、アジアの文化的自信を強化する」と述べた。

　「美しいアジア――アジア文明展」はアジア文明対話大会の一連の文化イベントの一つで、文化・観光部、国家文物局が主催。中国国家博物館と中国文物交流センターが主管となっている。

　展覧は「多元的な文明が並び、古今の文明が相通ずる」を2本の主軸とする。展覧は「伝統展示＋マルチメディア技術」を結びつけた方法を採用し、アジアの悠久な歴史、文化の融合、多元的及び共存の文明の特徴を示す。アジアの文明間の対話・交流・相互参照の軌跡を示し、地理的に近く、民心相通、平和的共存のアジア文化を反映する。

　中央宣伝部、外交部、文化・観光部、国家文物局、北京市の関連責任者、駐中国大使館の代表者、出展国代表団、出展部門代表者ら300人以上が開幕式に出席した。展覧は8月11日まで。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年5月14日