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japanese.china.org.cn |17. 05. 2019

中国系建築大師イオ・ミン・ペイ氏が 享年102歳

タグ: 建築大師 イオ・ミン・ペイ 死去


   米国メディアによると、世界で中国系建築大師と称えられるイオ・ミン・ペイ(貝聿銘)氏が5月16日に死去した。享年102歳。イオ・ミン・ペイ氏の最も有名な作品はフランス・ルーヴル美術館のガラスピラミッド。


   イオ・ミン・ペイ氏は公共建築物や文化・教育建築物などの近代建築を中心に手がけ、鋼材、コンクリート、ガラス、石材を多く使用し、建築と自然の融合という空間コンセプトを追求した。作品は中国、フランス、米国、ドイツ、日本、オーストラリア、シンガポール、カナダ、ルクセンブルク、カタールに分布。


   大まかな統計によると、イオ・ミン・ペイ氏が設計した大型建築は100軒、受賞回数は50回に上る。米国で設計した約50軒の大型建築の24軒が賞を獲得した。また、1979年に米国建築家協会のゴールドメダルを受賞し、この年は米建築学界から「イオ・ミン・ペイの年」とされた。


   そのほか、1981年にフランス建築協会の金賞、1983年に建築界のノーベル賞と称される第5回プリツカー賞、1989年に日本の高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。1986年にはリーガン大統領が大統領自由勲章を授与した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月17日



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