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japanese.china.org.cn |15. 06. 2019

エアロスタット「極目1号」 標高7003メートルに到達

タグ: 「極目1号」 

 

 今年5月9日、中国科学院が自主開発した係留式エアロスタット「極目1号」がチベット自治区で2番目に大きい湖の納木錯で高空観測を開始した。5月23日朝6時01分、「極目1号」は標高7003メートルへの上昇に成功した。この高さは世界で知られている同型・同クラスのエアロスタットで世界最高記録となる。

 

 「極目1号」は機体の設計から材料、制御システム、電源システム、荷物室、地上係留施設などに至るまで、多くが中国の自主開発である。今後、中国科学院は「極目2号」、「極目3号」を開発する。3種のエアロスタットの対空高度は異なり、システムの複雑さと技術難度も高まる。これらのエアロスタットはチベットの科学調査に応用され、チベット高原ひいてはヒマラヤのチベット高原地区「アジア水塔」の気候環境の変化を深く研究し、高原の持続可能な発展に政策決定の根拠を提供する。


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