西北工業大学が筆頭となり研究開発した滑走飛行一体自主変形バイオニック軟体潜航艇がこのほど、西安市で初飛行に成功した。自主変形バイオニック軟体潜航艇はオニイトマキエイをバイオニックのプロトタイプとし、高推進効率、高機動性、高安定性、低環境被害、低騒音、大負荷空間、大負荷能力、海底軟着陸などの特徴を有する。
この滑走飛行一体自主変形バイオニック軟体潜航艇は原理検証機で、翼の長さは0.8メートル、リチウム電池で動き、最高時速は1ノットで、オニイトマキエイの動きをリアルに再現する。また、研究チームは3種の試作機の研究開発を進め、1000メートルの潜水、作業継続時間1カ月を目指している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月6日