重慶市酉陽トゥチャ族ミャオ族自治県浪坪郷評議村に暮らす今年67歳の胡仕啓さんは、祖先から絹織の伝統工芸を代々受け継いでいる。
1970年代、胡仕啓さんは父親から絹織の一連の工程を学び、40年以上にわたり最も伝統的な工芸を守り抜き、糸を繰る、染める、筒に巻く、引く、切込み、絹織など30以上の伝統工程を抜かりなく行い、価値のある絹織物を作っている。
胡仕啓さんにとって、絹織の伝統工芸は家に伝わる技術というだけでなく、収入を得られる手芸でもある。今年、胡仕啓さんの絹織の伝統工芸は重慶市第6陣無形文化遺産に登録された。胡仕啓さんは、「絹織の伝統工芸は複雑で、体力も必要で若者が学ぶのに適している。学ぶ意思のある人が来たら全力で教える。この伝統技術を伝えていきたい」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月22日