39歳の馬羅成さんは長沙市天心区の無形文化遺産「羅成クルミ工芸」の代表的伝承人である。彼は21歳でこの業界に入り、国家級無形文化遺産の光福クルミ彫刻の伝承人である周建明氏から学び、クルミ彫刻に携わって10年あまりになる。
馬羅成さんは絶えず学習、模倣、イノベーションし、独特なスタイルを築いていった。クルミ彫刻作品の原料選び、工具選び、彫刻にいたるまで、馬羅成さんは全てにこだわり、その作品は高く評価されている。
馬羅成さんは自ら伝承、イノベーションし、2012年に羅成クルミ工芸工房を開設した。彼は弟子をとるだけでなく、羅成クルミ彫刻のグッズを開発し、「産業で遺産を育て」、この無形文化遺産の技術を伝承し、クルミ彫刻の魅力を多くの人に知ってもらいたいと考えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月21日