「中国言語サービス業界発展報告書2019」公布を発表する中国翻訳協会の黄友義常務副会長
9日の新中国翻訳事業70年フォーラム並びに中国翻訳協会年次総会2019にて、「中国言語サービス業界発展報告書2019」(以下「報告書」)の中国語・英語版が正式に発表された。報告書は今年より隔年調査から年間調査になった。報告書は中国の言語サービス業界の現段階の全体状況、産業発展や人材育成などを全体的に論述した。言語サービス業界の内在的な意義と重要な地位をさらに明確にし、過去1年間の言語サービス業界の最新の発展状況を分析した。同時に時代の背景と結びつけ、現在注目されている翻訳技術と人工知能(AI)、「一帯一路」と言語サービスという2つのテーマを増設し、専門的なリサーチを展開した。
習近平総書記が一帯一路イニシアチブを掲げてから5年に渡り、中国は一帯一路共同建設諸国と経済協力、文化交流、インフラ整備などの分野で徐々に、持続的で専門的な協力メカニズムと協力関係を形成した。そこで今年の報告書はAI、一帯一路言語サービスという2つのテーマに焦点を絞り、中国の言語系大学・学院の一帯一路沿線諸国の少数言語の生徒募集状況、一帯一路沿線諸国の中国語教育の普及度、機械翻訳とAIの言語サービス業界における難点と課題について詳細に解読した。
報告書は異なる角度から言語サービス業界の発展状況への探究を掘り下げ、かつAI、一帯一路言語サービスという2つのテーマを重点的に分析した。報告書の発表は、言語サービス業界の戦略的地位をさらに高め、言語サービス業界の発展と革新をより良く推進する。新時代の対外活動、一帯一路及び対外的な発言体系の建設、中国と海外の交流の大局に貢献する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月9日