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japanese.china.org.cn |05. 12. 2019

重慶のチンパンジーが服を洗う ネットで「自分よりきれいに洗う」の声

タグ: チンパンジー



12月4日、重慶市永川区の楽和楽都で、水辺にTシャツ、石鹸、ブラシを見つけ、嬉しそうに歩いていき石鹸を拾うチンパンジーの「渝輝」


 チンパンジーは人間と血縁が最も近い動物であり、人間を除いて智力が最も高い動物でもある。


 重慶市永川区の楽和楽都で生活するチンパンジーの「渝輝」は、飼育員が洗濯や野菜を切るのを見ると興奮して手足をばたつかせる。飼育員の徐正坤さんによると、「渝輝」は飼育員が洗濯するのを初めて見たとき、じっと見つめ、2回目と3回目はさらに興奮した様子を見せた。そこで、面白い検証を行い、屋外の小さな池の近くにTシャツ、石鹸、ブラシを置いてみた。


 「渝輝」は外に出ると、何かに誘導されるわけでもなく、自ら池の近くに行き、Tシャツ、石鹸、ブラシを興味津々に見つめた。まるで子供が自分の好きなおもちゃを見るようである。石鹸を持つと見よう見まねで洗濯をし、手で揉む、石鹸を塗る、絞る、ブラシでこするなどの動作をした。手が泡だらけになると、飼育員が頭を洗う様子を思い出したのか、自分の頭を洗い始めた。その姿は非常に可愛らしい。池の近くで洗っていた「渝輝」はまだ満足しないのか、服と石鹸を持って岩に上がり、洗濯を続けた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月5日


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