12月3日、安昌古鎮の「阿紅ソーセージ」という名前の伝統ベーコン工房で、手作りした紹興ベーコンを干す従業員
初冬になり、浙江省紹興市柯橋区の安昌古鎮は伝統ベーコンの生産と出荷の時期を迎えた。地元住民は伝統の醤油、黄酒、香辛料などを使い、ベーコン、アヒルの醤油漬け、干物、ウズラの醤油漬け、スペアリブの醤油漬けなどの紹興名物を手作りし、冬の日光の下で乾燥させる。街中に漂うベーコンの香りは江南の町の独特な風景となっている。
安昌古鎮は浙江省歴史文化名鎮で、1000年以上の歴史を有し、昔の呉越地区の民俗風情が良好な状態で残っている。毎年の二十四節気「大雪」の前後、安昌の住民は伝統風習に合わせて天気のいい日に醤油漬け食品を生産、日干しする。赤黒くつやがあり、塩味のきいたこれらの食品は、現地の冬の伝統グルメである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月7日