陝西省考古研究院は12月17日、最新の発掘成果として、西咸新区空港新城底張街道岩村で4つの天窓と前後にレンガ積み墓室がある大型の唐代の墓を発掘したと発表した。出土した墓誌から、この墓の主は唐の太平公主の婿だった薛紹で、神龍2年(706年)1月に埋葬されたことがわかった。彩色の陶製人形を中心に各種の文物120点あまりが出土した。
考古スタッフによると、墓の封門、通路、墓室、棺椁などが大規模に破壊されているが、盗掘目的ではないと見られる。写真は、薛紹墓の全貌。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月20日