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japanese.china.org.cn |19. 01. 2020

ペルーの文物157点が天津で展示 アンデス文明の謎を明かす

タグ: ペルーの文物



 『アンデス文明特別展--神秘的で憧れのインカ帝国を探る』が17日、天津博物館で開幕し、黄金の仮面、サボテンの形の馬鐙口陶瓶、シャチの形の陶瓶など、ペルーの11軒の博物館から157点(組)の代表的文物が展示され、アンデス文明の神秘のベールが剥がされた。


 天津博物館の陳卓館長によると、今回の展示は「複雑な社会の形成」、「地方文化の多様性」、「地域を越えた政治体系の誕生」、「最後の帝国」の4ユニットで構成され、アンデス文明の発展の経緯を紹介する。陶器、石刻、木彫、金器、青銅器、織物、ミイラなどを展示。


 ペルー中央銀行付属博物館の担当者によると、この展示会で、中国の観衆はアンデスの記録に使用したシステム「キープ(結縄)」、楽器、聖職者や政治指導者が身につけた王冠、耳飾り、ネックレスなどの服飾品、および武器、絹織物、動植物を表す器物などを見ることができる。これらの文物の多くが日用品ではなく埋葬されていたもので、宗教儀式のために製作され、情報の伝達、宗教儀式での語りに使用されていた。


 展示会は2020年5月4日まで続く。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月19日

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