2020年グローバルなスマート教育大会の開幕式
北京で20日、「2020グローバルスマート教育大会」が開催され、中国の大学と教育研究機関のほか、ロシア、日本、シンガポール、アメリカ、イギリスなど十カ国以上とユネスコの研究者らがオンラインで参加しました。この大会は北京師範大学が主催するもので、「人工知能と未来の教育」をテーマに20日から22日まで行われます。
今年は新型コロナウイルス感染症が世界的な蔓延により、多くの学校がオンライン授業を始めており、教育とIT技術を結びつけたスマート教育の重要性が高まっています。
目下、スマート技術を用いた学習環境の構築、新型教育モデルの模索、現代教育制度の確立がこの分野の課題となっています。今大会は、スマート教育分野のグローバルな資源と力を結集することで、異なる思想のすり合わせや交流・協力を行うハイエンドのプラットフォームとして構築されています。この大会を通して、スマート技術と教育の革新と融合の推進、公平な教育機会の確保と個性豊かな成長の支援、スマート時代における人類共通の運命に着目した発展促進の道と多元的な可能性の探究が始まっています。
今大会には「人工知能による未来の教育の新たな姿勢」、「スマート技術による教育の公平性と人の発展」、「スマート技術を活用した農村と教育の成果と動向」、「新型コロナウイルス感染症がもたらすグローバルなチャンスと課題」という4つの議題に基づく分科会が設けられました。
「中国国際放送局日本語版」2020年8月22日