甘粛省敦煌市月牙泉鎮月牙泉村の村人が22日、鳴沙山月牙泉風景名勝区を訪れた観光客に、ラクダによる散策のサービスを提供した。
鳴沙山の麓、月牙泉の畔に位置する甘粛省敦煌市月牙泉鎮月牙泉村は、独特な地理的メリットと資源の恵みにより、敦煌観光発展の波に積極的に乗っている。徐々に風景名勝区のラクダ輸送産業を中心・支柱とする産業構造を形成した。
情報によると、月牙泉村のラクダは1200頭以上で、農民の96%がラクダ輸送産業に従事している。年間観光客数は150万人以上、ラクダ輸送収入は4000万元以上で、1人平均で16万元以上となっている。今やラクダという「砂漠の舟」は、月牙泉村の増収及び富の創出の「小康の舟」になり、村人を乗せ小康の道を力強く歩んでいる。月牙泉村は親しみを込めて「ラクダの背に立つ小康村」と描写されている。
月牙泉村は近年、全市に先駆け水道、天然ガス、デジタルテレビ、下水管、ワイヤレスネットワークの100%普及を実現した。国家関連部・委員会から、中国の美しいレジャー農村、全国「一村一品」専業模範村、全国農村観光重点村、全国農村特色産業億元村などの栄えある称号を授与された。
写真はCFPより
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年11月24日