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japanese.china.org.cn |30. 03. 2021

現代テクノロジーで、故宮の巨大古書画を修復

タグ: 古書画を修復

 


 北京故宮博物院書画修復チーム長の楊沢華氏が29日、「蒋懋徳画山水図貼落」(縮小コピー)を使い、修復活動を紹介した。


 故宮博物院の符望閣には「蒋懋徳画山水図貼落」がある。この文化財は清の宮廷画家が符望閣のひさしの内側の装飾のために描いた大きな貼落で、縦446センチ、横282センチとなっている。宮廷貼落の中でも、この作品のサイズは極めて珍しい。故宮博物院が「無損傷状況観察技術」「顔料検査・測定・分析」などの現代テクノロジーを使い保存状態を分析し、古書画表装修復技術によりこれほど大きく、保存状態がこれほど悪い書画類文化財を丁寧に修復するのは今回が初。


 楊沢華氏が「蒋懋徳画山水図貼落」の修復状況を紹介し、修復前後を比較した。今回の修復活動は「文化+テクノロジー」の文化財保護理念を具体的に示す、現代文化財保護・展示活動の優れたケースだ。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月30日

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