文化>
japanese.china.org.cn |06. 12. 2021

中国の全水深有人潜水艇「奮闘者」号、1万メートル級の深海潜水を21回達成

タグ: 全水深有人潜水艇

 中国科学院深海科学・工学研究所が発表した情報によると、科学観測船「探索1号」が5日、第21回科学観測航行の第2航行段階を順調に完了した。「探索1号」は今回の科学観測任務を終えるとマリアナ海溝から戻り、今月5日に三亜市の南山港に帰還した(航行期間は53日)。


 「探索1号」に搭載された「奮闘者」号は今回の航行段階において計23回潜水した。うち水深1万メートル以上は6回。この航行段階に参加した科学研究者は、一連の貴重な深淵水塊、堆積物、岩石、生物のサンプルを集めた。各深淵の特殊環境、地質、生命などの多様な研究を展開するため貴重な資料をもたらした。さらにこの航行段階では全水深無人潜水艇「悟空」号、全水深ガラス球、音響装置などの深海機器・装備の1万メートル級海上試験が実施された。


 全水深有人潜水艇「奮闘者」号はこれまでに、中国の27人の科学研究者を乗せ1万メートル級深海潜水を21回実施した。

中国の1万メートル級深海潜水作業回数と潜水人数はいずれも世界トップとなっている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月6日

1   2   3   4   >