中国の打ち上げ回数、昨年は世界一に

中国網日本語版  |  2022-01-19

中国の打ち上げ回数、昨年は世界一に。

タグ:中国の宇宙ステーション

発信時間:2022-01-19 13:28:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 「長征3号乙」ロケットが先月30日0時43分に通信技術試験衛星9号を予定の軌道に送り込み、中国の2021年の打ち上げ任務に順調に終止符を打った。


 統計によると、昨年の中国の打ち上げ回数は55回で世界一。中国の宇宙ステーションの建設に段階的かつ重大な勝利があり、火星探査機「天問1号」が中国惑星間探査の新たな旅路を切り開き、打ち上げ回数で再び記録を更新したこの1年において、中国の宇宙事業は人々が注目する成果を手にした。一連の宇宙重大計画が達成されるか、設定された目標に徐々に近づいた。より長期的な探査計画が力を蓄え発進しようとしている。


 これは数の変化だけではなく、国の宇宙産業の実力、宇宙任務の遂行力、国全体の科学技術力の新時代における進歩を示している。宇宙専門家は、「宇宙重大任務の成功、計画の順調な進行は、宇宙技術分野の新たな飛躍を実現し、中国を宇宙大国から宇宙強国にするための重大な意義を持っている」と指摘した。


 中国の宇宙事業は現在すでに高密度打ち上げの常態化の段階に入っている。高密度打ち上げと同時に、常に非常に高い成功率を保っている。


 近年を例とすると、2018年の世界の打ち上げ回数は114回(成功は109回、以下同様)、中国は39回(38回)。19年の世界は103回(95回)、中国は34回(31回)。20年の世界は114回、中国は34回で、89隻の宇宙船を打ち上げた。打ち上げ回数とペイロード質量がいずれも世界2位となった。21年の中国は過去最多の55回。


 長征シリーズの打ち上げ成功率、軌道投入制度などが現在、世界一流水準になっている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月19日

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