5月22日は「国際生物多様性の日」だ。中国国家林業・草原局が同日発表した情報によると、中国の重点野生動植物保護率は74%で、今年は新たに一連の国家公園を設立する予定だ。
同局の責任者によると、ジャイアントパンダの野生の個体数は1864頭に、トキは6000羽超に、アジアゾウは300頭に、チルーは30万頭超に増加している。野外から姿を消したシフゾウやモウコノウマの人口繁殖個体群が各地でつくられ、その総数は前者が1万頭弱、後者が約700頭にのぼっている。また野生化に成功し、野外個体群を再構築しており、生存エリアと範囲の拡大が続いている。各級・各種植物園を200弱建設し、2万超の種を収集・保存している。野外に帰った絶滅危惧植物は206種で、うち112種は中国固有種。
同時に中国は野生動植物の違法取引を全面的に禁止し、関連法及び制度を制定し、生物多様性の保護を持続的に拡大している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月23日