中国科学技術協会第24回年次総会が26日、湖南省長沙市で開幕した。年次総会の2022中国科学技術シンクタンクフォーラムにて、「中国科学技術人的資源発展研究報告書(2020)」が発表された。
科学技術人的資源とは、系統的な科学・技術知識の産出、発展、伝播、応用に実際に従事している、もしくは従事する潜在力を持つ人的資源を指す。一国もしくは地域の科学技術人材の確保状況及び供給能力を反映する。その規模と素養は、一国の総合的な国力と発展の潜在力を現す重要指標だ。
報告書によると、2020年末現在の中国の科学技術人的資源の総量は1億1234万1000人で、世界最大規模の科学技術人的資源の優位性をキープした。年齢構造を見ると、2019年末現在の39歳以下の科学技術人的資源が全体に占める割合は78.39%で、50歳以上は10%未満。また学歴構造と男女比も最適化が続いており、女性科学技術人的資源が急増している。その全体に占める割合は2005年の約3分の1から、2019年の40.1%に上がっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月28日