運河の町、いにしえの水利の知恵を受け継ぐ　河北省東光県

6月24日、大運河の東光県区間の景色（ドローンによる空撮）。

　中国河北省滄州（そうしゅう）市東光県は近年、世界遺産の一つで、北京から杭州までを結ぶ「京杭大運河」の文化的意味を深く掘り下げる取り組みを行っている。県内にある連鎮の運河沿いには、もち米を混ぜて築いたといわれる「謝家壩」という堤防がある。同県では、こうした観光資源を生かして、大運河文化保護帯や運河生態景観帯などを中心に、謝家壩水利工事知恵展示館、大運河森林公園氧生園、大運河武術文化公園などの観光スポットを相次いで建設するなど、美しい運河づくりに注力している。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年7月31日