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japanese.china.org.cn |03. 12. 2022

超低温下での有人宇宙船打ち上げ成功、中国で記録を更新

タグ: 有人宇宙船打ち上げ
中国国際放送局  |  2022-12-03

 

北京時間11月29日23時8分、有人宇宙船「神舟15号」を搭載した長征2号F遥15運搬ロケットが酒泉衛星発射センターから打ち上げられた。



 有人宇宙船「神舟15号」は11月29日夜、中国西北部・甘粛省にある酒泉衛星発射センターから打ち上げられました。中国で、セ氏氷点下20度という超低温での有人宇宙船の打ち上げに成功したのは初めてでした。


 発射場周辺では寒波の影響により、今回の打ち上げの直前から過去40年間の最低気温を下回る気温になり、長征2号F運搬ロケットの打ち上げ可能な最低気温に近づいていました。ロケットエンジンの排気パイプの先端がセ氏0度以下になると、ロケットの正常な点火や打ち上げに支障をきたす恐れがあります。作業員は氷点下20度という極寒の中で、排気パイプの先端の温度をセ氏15度前後に保つために、防爆熱風送風機を使い続けたほか、発射タワーの隙間やケーブルを通す穴を密封するために、10種類に及ぶ209点の断熱材を使用して、発射タワー各層における温度や湿度や清浄度を精密に調整しました。


 「中国国際放送局日本語版」2022年12月2日