中国の科学研究者はこのほど国際的な植物分類学誌に掲載した論文の中で、百年以上に渡り発見されていなかった絶滅危惧種であるキツネノマゴ科の植物を、3年前にアフリカで発見したと発表した。
中国科学院武漢植物園の発表によると、同植物園の胡光万氏の研究チームが2019年にアフリカの島国・マダガスカルで発見した植物は、キツネノマゴ科キツネノマゴ属の希少植物「Justicia tanalensis S. Moore」であると鑑定された。前回の発見は120年以上前。
今回の調査で採取された標本は、マダガスカルのチンバザザ動植物公園標本館と、中国科学院武漢植物園標本館で保存されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月12日