国産新型「空飛ぶタクシー」、輸入博に初登場

写真はCFPより

　来場者が6日、上海の第6回中国国際輸入博覧会（輸入博）で、御風未来が独自に研究開発した国産2トン級eVTOL（電動垂直離着陸機）「マトリックス1」に目を向けた。

　御風未来の国産2トン級eVTOL「マトリックス1」は、本博覧会の唯一のeVTOL実機で、現場の来場者から注目を浴びた。

　マトリックス1は複合翼を採用。翼長は15メートル、機体の全長は10メートル、高さは3メートル。100％電力で動き、設計上の航続距離は250キロ、巡航速度は時速200キロ。最大積載量は500キロで、定員は5人。将来的に、主に都市内及び都市間の短距離空中移動の需要を満たすため用いられる。車での2-3時間の移動時間を約30分に短縮する。そのため多くの来場者から、国産新型「空飛ぶタクシー」と呼ばれている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年11月7日